よくあるご質問(溶射編)

お客様からよくお寄せいただくご質問を掲載しております。

Q1.どのような材質のものに溶射できますか?
A1.溶射は基材に負担の少ない低温処理のため、様々なものに対応可能ですが、中でも、溶接・溶射部門が併設している弊社では、金属製品への溶射を得意としています。切断、溶接、ブラスト、溶射、封孔処理までを一貫して行っております。
Q2.価格はどのくらいですか?
A2.溶射面積や加工する仕様等により大きく変わります。ご希望の仕様条件等によりお見積させて頂きますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
Q3.小さな製品への溶射は可能ですか?
A3.人の手による溶射も行っておりますので、小型のものも対応可能です。価格や納期等、お客様へご満足いただけるよう努力いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
Q4.大きな製品への溶射は可能ですか?
A4.弊社は、ロボット溶射装置を採用し、大型、重量のあるものを得意としております。溶射ブースには、ブラスト及び溶射ロボット、天井クレーンなどが揃っておりますので、安心してお任せください。
Q5.溶射とメッキの違いは何ですか?
A5.どちらも表面処理ですが、メッキは、金属の表面に他の金属を被覆し、緻密な膜を形成します。
薄膜でも、高い耐腐食性や耐磨耗性を得られます。
それに対し、溶射は、材料を半溶融状態に加熱し、母材に衝突させて皮膜を形成するものです。成膜速度が速い点や、溶射できる材料の種類が多い点、防食機能および耐食性が高く、長期間過酷な環境に耐えられることなどが溶射の魅力です。
Q6.溶射の皮膜は剥がれたりしますか?
A6.通常、ブラストをした凹凸のある表面に、溶射粒子がからみついて皮膜を形成するため、溶射の密着性は高いです。
しかし、溶射は溶接などと異なり、素材への溶け込みがありません(一部除く)。そのため、母材への影響が少ない反面、密着強度を超えるような負荷の下では、剥がれることがあります。

 
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